自然な翻訳の「DeepL翻訳」で仕事効率化

すごい翻訳ツールがあるって聞いたんですけど？

「DeepL翻訳」は、自然な翻訳ができると評判ですよ。

「Google翻訳」を利用しているけど特徴を教えて下さい。

「DeepL翻訳」と「Google翻訳」の比較もしながら紹介していきますね！

DeepL翻訳とGoogle翻訳の翻訳例

ある熟年男性の英文自己紹介の日本語翻訳結果を見て下さい。

如何でしょうか？とても自然な日本語訳になっているのがわかります。
DeepL翻訳は、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)というAIにも使われる技術で翻訳することで微妙なニアンスの表現も可能にしています。
いろいろ試してみましが、日本語→英語でカタカナ英語が単純にローマ字表記になることがあります。しかしこれも日本語では対応してませんが「用語集」に登録することで解決することが可能です。
尚 Google翻訳のほうが適切な翻訳になることもあり、上手に使い分けてみましょう。

DeepL翻訳を利用する方法

① Webブラウザー上で利用することができます。（https://www.deepl.com/translator）

② Windows用またはMac OS用のディスクトップアプリに、スマホ用ではiPhone（iOS)用アプリをダウロードして利用することができます。（https://www.deepl.com/ja/app/）

他にはGoogle Chrome用プラグインのベータ版も準備されているようですが、スマホ用のAndroidアプリは公式ではまだありません。
しかし、DeepLには「DeepL API」という開発組み込みツールが用意されています。これらを利用した非公式のAndroidアプリもありますが公式アプリではないので自己責任で試して下さい。

DeepL翻訳の概要

対応言語
DeepL翻訳は2022年2月現在対応言語が26言語で、Google翻訳の100以上の言語に比べると数は少ないですが日本語をはじめ中国（簡体字）・英語（米国・イギリス）。フランス語・ドイツ語などのヨーロッパの公用語を中心に対応しています。

利用料金
Google翻訳は全て無料で利用できますが、DeepL翻訳では無料版の他に有料の「DeepL Pro」があります。
無料版のDeepL翻訳では1回の翻訳が5,000文字で、１か月に利用できる文字数（50万文字）・翻訳対象ファイル数やセキュリティ面などで制約がありますが、一般に利用するには無料版で十分です。しかしビジネスで頻繁に利用する場合に「DeepL Pro」を検討すると良いでしょう。
料金プランはこちらをご覧下さい。

文書ファイル翻訳
Microsoft Word・Power Point・PDFファイルを丸ごと翻訳することができます。無料版では1か月3ファイルで文字数に制限があります。

Windows用ディスクトップアプリ

Windows用ディスクアプリをインストールして、初めて起動するとログインする画面が表示されます。DeepL翻訳の無料版は「ログインしない」をクリックします。
次にショートカットを選択する画面になりますが、Ctrl+C+C（Ctrlキーを押しながらCキーを2回）になってることを確認して進みます。

DeepL翻訳ディスクトップアプリを使用する前に設定内容を確認しておきましょう。
①右上の三本線をクリックし、②表示されたメニュから設定をクリックして下さい。

設定では、パソコンの起動と同時に毎回DeepL翻訳を起動したくない場合はチェックを外して下さい。

最初の起動時に設定した「DeepL翻訳を起動してテキストを訳す」ショートカットキーは、ここで確認するだけでなく変更することもできます。下の２のショートカットもチェックを入れることで機能しますので、必要に応じて設定して下さい。

「翻訳済み文書ファイルの保存先」も確認しておくと良いでしょう。

※ iPhone（iOS)用アプリ　では画像読込みと音声認識での翻訳にも対応しています。

あとがき

話題のDeepL翻訳ですが、日本でのサービスはまだ新しく今後も新しい言語への対応や新機能も期待できる翻訳ツールです。無料で利用できるので興味のある人はぜひ試してみて下さい。