X(旧Twitter)の新機能Grok(グロック)、無料で使える対話型AIチャットボット

X(旧Twitter)の対話型チャットボットGrok(グロック)

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Grok(グロック)はイーロンマスク氏のxAI社が開発した大規模言語モデル(LLM)による対話型AIチャットボットです。
2024年12月にXのPremium会員限定のサービスですが、無料会員にも条件付き(メッセージ送信は2時間ごとに10回まで、画像は1日3回まで)で利用できるようになりました。

Grokの使い方

Xのアカウント作成

Xのアカウントを持っていない場合は、スマートフォンの場合はXの公式アプリをインストールして、アカウントを作成します。
PCからはXの公式サイトからアカウントを作成して下さい。

Grokの使い方

PCの画面を中心に進めていきますがPCでは左の「Grok」メニュー、スマートフォン(iPhone)では画面下の左から3番目のアイコが「Grok」メニューになります。

Grokの使い方

Grokを開くと、左にメディア(画像などの添付)や質問・プロンプトを入力する欄に日本語で入力できるので、誰でも簡単に利用できます。
Grokにどのような内容を質問するかは、下のほうに4つほど例題が表示されています。
ChatGPTなどと同じ要領で、対話形式で質問してGrokの回答を確かめて下さい。

  • カバーレター(X用)の作成を手伝ってください。
  • 今日の見出しを教えて下さい。
  • ファンタジーRPGゲームをおすすめして下さい。
  • PythonでTwo Sum問題を解いて下さい。

SNSのXに関することからプログラミングの作成まで幅広いジャンルに対応していて、的確な回答を得ることができます。

Grokのバージョンと画像生成について

画像生成AI「Aurora]

Grokのバージョンは2025年1月現在Grok2であり、2024年12月に発表された画像生成AI「Aurora」と連携しており、テキストから高品質な画像生成ができます。
生成された画像の右上をクリックすると、画像の保存やコピー・ポストのメニューを表示できます。

ポストから画像生成

またXをポストする画面からもGrokの画像を生成してポストできるメニューが表示されるので手軽に利用できます。
GrokはGrok3の開発も進んでいるようなので近い将来より高性能なGrok3やGrok単独のアプリなどの登場も噂されています。

Grokの特長

Grokの最大の特長はリアルタイムにウェブやXから情報を入手して回答してくれることです。
ChatGPTなどは少し前のWeb検索を元にしているのに対して、最新の自分がXにポストした情報からXのカバーレターやアイコンを作成してくれたりするのもGrokの特長となっています。
また、ChatGPTなどでは禁止されている著作権や倫理的な制約が少ないため自由度が高いですが、不適切な画像生成などの問題があります。
リアルタイムで情報を入手して処理していることも関係しているのでしょうか?

文章の作成やプログラミングについてはChatGPTや他のAIサービスと同じか優れている場合がある高品質な内容になっているので適切に利用するとよいでしょう。

XのPremium(ブレミアム)会員について

Xの有料会員

個人の場合、Xの会員サービスにはベーシック、プレミアム、Xプレミアムプラスの3種類がありますが、Crokを本格的に利用するなら、プレミアム(Premium)会員以上になる必要があります。

Xはイーロンマスク氏が旧Twitterを買収してから、有料化と広告収入に尽力していて多くのTwitterユーザーから改悪と言われてきました。
Grokは制限があっても無料で利用できることは素晴らしいことですが、単にプレミアム会員に誘導するための仕組みにならないことを願いします。

Xの優位性

画像投稿・ショート動画で人気のInstagramTikTokやテキストベース中心のX、Xの対抗馬としてメタのThreadsや旧TwitterメンバーのBluesky
また2024年12月に発表された純国産mix2(招待型)など多くのSNSがありますが、Xは全世界で5億7千万人以上が利用していて日本でも6,700万以上が利用しています。
利用者数が多いということは拡散力(バズ・炎上)が高いことを示していてそのことからもXの優位性が高いことを示しています。
なお、1対1が中心のLINEの利用者は日本ではXよりも多いですが拡散性という面から除外しています。

最後に

XはGrokという新しいサービスを無料会員にも手軽に使える機能として公開しましたが、この流れは今後どうなっていくでしょうか?

市民パソコン教室長野校では、Webサイトや中小企業の情報発信としてSNSの活用についても複合的にサポートしていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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