【XnView MP】500以上のファイルに対応した高機能無料ビューア入門編

XnView MP高機能無料ビューア

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

Windows11にはバージョン23H2でギャラリー機能が追加されましたが、XnView MPは500以上のファイル形式に対応しており、一般的な写真のファイル形式だけでなくAdobeのPhotoshop・Illustratorや動画・音楽などをプレビューして管理・検索することもできます。
また簡単な写真編集機能もあり、Windows・Mac・Linuxとマルチデバイスにも対応しています。

XnView MPには有料版もありますが、個人で利用する場合は無料で使用することができます。

XnView MPのインストール

XnView MPのインストール
出典:XnView MP公式Webサイト

XnView MPのインストールは英語の画面になりますが、XnView MPのインストール後は日本語で使用することができます(画面は以下Windows11)。

XnView MPの公式Webサイトから個人用の無料版インストーラーをダウンロードします。

XnView MPのインストール

ダウンロードした EXEファイルをダブルクリックしてインストールを開始します
セットアップウィザードは日本語に対応していないので Englishで「OK」します。

XnView MPのインストール

使用許諾の画面は I accept the agreementを選択して「Next」します。
インストール先を確認して「Next」します。

XnView MPのインストール

スタートメニューへの登録はそのまま「Next」します。
デスクトップなどのショートカットは必要に応じてチェックして「Next」します。

XnView MPのインストール

設定内容を確認して「Install」でインストールを実行します。
インストールが完了したら Visit websiteのチェックを外し、すぐ XnView MPを起動する場合には Run XnView MPにチェックを入れて「Finish」でインストールを完了します。

スタートアップ ウィザード

スタートアップ ウィザード

初めて XnView MPを起動した時に表示される画面になります。

  • 全般 言語はのままでパソコンの言語設定に合わせて日本語に表示してくれます。
  • システム統合 ’XnView MPで開く’をコンテキストメニューに追加する
    コンテキストメニューに追加すると、写真ファイルなどを右クリックすると「XnView MPで開く」が追加されます
  • 匿名のログを送信する 不要ならチェックを外します。

最初に画面レイアウトを保存する

画面レイアウトを保存

アイコンメニューのレイアウトには、レイアウトAからEの5タイプのレイアウトが保存できます。またレイアウトをカスタマイズしてもレイアウトAの復元で保存されたレイアウトに戻すことができます。
操作を始める前に、初期レイアウトをレイアウトAとして保存しておくことをお勧めします。

私の失敗例ですが、’XnView MPの画面レイアウトはとても柔軟性が高くタブやウィンドウの位置や大きさも自分好みにカスタマイズできます。しかし、その柔軟性の高さゆえレイアウトが崩れて元に戻らないといったことも起こります。

画面全体レイアウト

画面全体レイアウト

上図のレイアウトはカスタマイズしていますので初期設定のレイアウト違う箇所もありますが、だいたいこのようなレイアウトになります。
タブと各ウィンドウを自由に配置できるので扱いやすいレイアウトにカスタマイズして下さい。

写真を選択すると少し大きなプレビュー画面が表示されます。動画や音楽ファイルの場合は、プレビュー画面で動画や音楽を再生することもできます。
画面の左上部にメニュー画面、その下に写真の回転や読み込み・印刷・スライドショー・レイアウト・設定などがアイコンメニューとして並んでいます。
その右下には、ファイルの操作や表示方法の選択・各種検索ツールと写真のサムネイルサイズがスライダーで調整できるようになっています。アイコンの機能はマウスカーソルを重ねて確認できます。

写真を既定のアプリで開く

既定のアプリで開く

写真を選択して右クリックで「プログラムから開く」>「関連付けられたプログラム」(ショートカットF3)
で写真を開くことができます。

写真を選択して右クリックで「エクスプローラーで開く」でパソコンのファイルの保存場所をエクスプローラーで開くことができます。

サムネールの表示方法

サムネールの表示方法

写真の表示方法を変更することができます。
指定形式表示の下向き三角でサムネイルの表示を変更できます。既定は「サムネイル+ラベル」です。

アイコンのオーバーレイ

サムネイルの下のアイコンの意味は「設定」>サムネイル>アイコンのオーバーレイで確認できます。

レーティングとカラーラベル

レーティングとカラーラベルの付けたか

レーティングは★のランクで写真を管理・検索する方法です。またカラーラベルも同じく写真を色分けして管理・検索方法です。
レーティングとカラーラベルの付けかたは幾つか方法がありますが、写真を右クリックして「レーティング&カラーラベル」の中の赤枠から選択することで、写真に印をつけることができます。

カタログ検索
「カタログ検索」タブ
レーティングやカラーラベルを検索
画面上部右のアイコンから

レーティングやカラーラベルを検索するには、「カタログ検索」タブを使う方法と画面右からレーティングの星をクリックするか、カラーラベルを検索する方法があります。

レーティングやカラーラベルを解除するには、写真を右クリックして「レーティング&カラーラベル」からレートなし・カラーラベルなしを選択します。

カテゴリー

カテゴリー

写真にカテゴリーを設定して管理・検索できるようにすることができます。
写真を選択して「カテゴリー」のタブを開くと「▢カテゴリー名」の項目が表示されますので▢をクリックしてチェックをつけます。もう一度クリックするとチェックを外すことができます。
図では写真のカテゴリーですが、どこかのカテゴリーをクリックして右クリック>新しいカテゴリーで新規にカテゴリーを追加できます。また、サブカテゴリーを追加して階層化にすることもできます。

カテゴリーの管理や検索は、レーティングやカラーラベルと同じ「カタログ検索」タブを使うのが便利です。

カテゴリーはレーティングやカラーラベルと同じく、写真を選択して右クリックからカテゴリーを追加することもできますが、上記の方法と扱いが違うようで管理・検索が異なりますので注意して下さい。

スライドショー

スライドショー

複数の写真を選択して「スライドショー」アイコンをクリックします。
スライドショーの設定画面が表示されるので、サイズやタイマーなどを設定して「OK」をクリックするとスライドショーが始まります。

設定した内容を保存したい場合は「保存」でパソコンの任意の場所に保存します。
保存したスライドショーは「開く」をクリックして「OK」をクリックしてスライドショーを見ることがきます。

印刷

印刷

写真を選択して「印刷」アイコンで印刷することができます。
ページレイアウトから印刷レイアウトを選択します。複数の写真を選択して1枚の用紙に複数の写真を印刷することも可能です。

写真編集

写真編集

写真編集したい写真をダブルクリックすると編集画面になります。

写真編集でできる主な機能には

写真編集でできる主な機能には写真のトレミング・リサイズ・色調補正・赤目修正・文字や図形の追加などがあります。
基本的な写真編集ができるようになっています。具体的な内容は写真編集を記載した関連記事をご覧下さい。

最後に

XnView MPは無料で高機能ビューアなので使いこなせば自分好みにカスタマイズもできます。私の体験談や失敗談を混じえて記載してみました。

市民パソコン教室長野校では写真の管理や編集を学習することができます。
ご要望に合わせた内容で柔軟に対応していますので、お気軽にお問い合せ下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.