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2022年11月1日、今年も郵便局の「はがきデザインキット2023」が公開になりました。
簡単・無料に年賀葉書が作成できる人気の「はがきデザインキット」でしたが、2023年版では宛名印刷機能などが使えなくなってしまいました。
「はがきデザインキット2023」でできなくなったこと、できること。
代替えで使えそうなアプリやサービスについても紹介していきます。
「はがきデザインキット2023」については、過去の情報が混在しているWebサイトもありますので簡単にまとめてみます。
パソコン版については「はがきデザインキット2022」でインストール版が終了して、ウェブ版だけになりました。
2020年3末には宛名印刷に便利だったクラウド住所録もサービスを終了してしまいました。
スマホアプリ版も好評でしたが、同じくクラウド住所録はサービスの終了と共に使えなくなりました。
このような経緯を辿り、「はがきデザインキット2023」は
宛名印刷機能、郵便局へ印刷依頼する印刷注文機能が完全に利用できなくなりました。
パソコン用ウェブ版とスマホアプリ用でできることを一覧にまとめてみました。
ウェブ版 | スマホアプリ版 | |
---|---|---|
自宅プリント | デザイン面 〇 無料 PDFファイルでダウンロード | デザイン面 〇 無料 Canon・EPSON・brother 各プリンターに対応 |
コンビニプリント | デザイン面 〇 普通紙のみ 1枚80円 1回30枚まで | デザイン面 〇 普通紙のみ 1枚80円 1回30枚まで |
※コンビニプリントはセブンイレブンのマルチコピー機で印刷、はがき代別途になります。
ウェブ版は以下のURLから表示して下さい。
https://design-kit.jp
スマホアプリ版は以下のQRコードからインストールして下さい。
約470点のデザインテンプレートがあり、和もの、カワイイ、オシャレ、全面写真、DM作成、喪中・寒中などとジャンル分けされています。写真ありと写真なしのデザインテンプレートでも選ぶことができます。
気に入ったデザインテンプレートを選ぶと「普通紙でつくる(フチあり)」と「写真用紙でつくる(フチなし)」を選ぶ画面が表示されます。フチありはデザイン面全体に絵柄がある場合に周りに白いフチが残ります。絵柄や用途によって選びます。
写真ありのデザインテンプレートでは、パソコンやスマホにある写真を追加して取り込みます。
写真は自由な大きさと位置に設定できますが、解像度が低いとぼやけた写真になるので注意して下さい。
全面写真のテンプレート(縦と横の2パターンあり)を選んで作成します。
オリジナルのデザインを解像度 1181px×1748px(推奨サイズ)のJPEGまたはPNG形式の画像を用意して取り組みます。
デザインの編集ではメッセージ(文章)の編集ができます。メッセージは編集だけでなく追加もでき、書体の変更や文字色・配置・縦書きと横書きの機能があります。
スタンプに切り替えると、画像で用意されたイラストや賀訶などの年賀状でよく使う文字なども用意されています。これらは、写真の追加と同様に自由な大きさと位置に設定できます。
デザインの編集が終わりましたら確認画面に進みます。
確認画面では、直接印刷画面に進んでもいいですが、
念のために「保存する」を選んで「マイデザイン」に一旦保存しておきましょう。
「マイデザイン」はウェブ版は画面の右上、スマホアプリ版は画面の右下に表示されています。
マイデザインの画面から印刷したいデザイン面を選びます。
ウェブ版場合、自宅で印刷(PDFダウンロード)、スマホアプリでは自宅で印刷機能ではCanon・EPSON・brotherのプリンターに対応しています。端末に画像として保存もできます。
「コンビニプリント」では、セブンイレブンのマルチコピー機の案内と下部に「プリントの予約をする」でデザイン面の印刷予約をすることができます。
※画面の案内に詳しい内容が表示されていますので、内容を確認した上で操作して下さい。
ハガキデザインキットに替わる無料のアプリについては、以前は無料で使えてたものが有料になったりと一長一短があり難しい選択ですが、パソコンのプリンターのメーカーが提供しているパソコンやスマホのアプリなどがあります。
だだし、プリンターの所有者向けのサービスになっていたりと制限がかかる場合があります。
Canon
PIXUSはがきクリエーター(スマホアプリ)
宛名面の作成ができるのはスマホアプリだけで、Canonのプリンターに限られます。
https://cweb.canon.jp/pixus/special/hagaki/index.html
パソコンでは、Easy-PhotoPrint Editorが利用できますが、デザイン面の作成だけで宛名面を印刷する機能はありません。
EPSON
パソコン用 Epson Photo+、スマホ用スマホでカラリオ年賀が用意されています。
印刷はEPSONのプリンター限定になりますが、パソコン用のEpson Photo+は有料の年賀状アプリ並みの使い易さです。
https://www.epson.jp/katsuyou/nenga
brother
Web年賀状キット2023は利用するプリンターメーカーに制限がありません。
Webブラウザ上で編集がおこなえます。
2023年版は2023年1月15日までの限定公開になりますが、デザイン面の作成と宛名面の作成もできます。
期間限定になりますが、作成したデーターはパソコンに保存しておけますので、2024年版が公開された時に再利用することができます(2024年の公開は現在未定です)。
https://b-cloud.templatebank.com/brother/
毎年書店には500円~1,000円程度で、筆まめ・筆ぐるめ・筆王など主な人気の年賀状アプリのお試し版が入った書籍が並びます。
製品版の便利機能が使えないなど一部の機能に制限がかかっていますが、自宅で印刷するには手軽にきれいな年賀状ができますので、あまりお金をかけたくない人には選択肢となるでしょう。
年賀状を無料で宛名面とデザイン面を印刷するには少し工夫が必要です。
宛名だけ印刷するならMicrosoft Wordにも宛名作成と印刷機能があります。
市民パソコン教室長野校では、ピンポイントでWordの講習など可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。