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家庭向け Microsoft Office 2024が2024年10月2日(日本時間)より発売開始になりました。
Microsoft Office 2024は、Microsoft365のサブスクリプションタイプと違い買い切りタイプの永続ライセンスとなります。
永続ライセンは永遠に使えるタイプと混同されがちですが、サポート期限が5年と定められているので永遠に使えるわけではありません。
家庭向けOfficeに限定して、新しいMicrosoft Office 2024と以前のOffice2021との商品構成の違いについても考察していきます。
従来のOutlookはClassic版と表記される場合があります。
Windows付属のメールアプリはリニューアルされてOutlook(New)とされます。名称は同じですが、機能や内容は異なります。

― | Office Personal for Windows 2021 | Office Home & Business 2021 |
---|---|---|
利用形態 | 永続版・1ユーザー | 永続版・1ユーザー |
デバイス数 | 2デバイス(PC) | 2デバイス(PC) |
対応OS | Windows10・11 | Windows10・11、Mac |
アプリ | Word・Excel・Outlook(Classic) | Word・Excel・Power Point・Outlook(Classic)・OneNote |
料金 | 37,700円税込み | 43,980円税込み |
※料金はダウンロード版のVector販売価格になります。
Windows版には他にも「Office Professional 2021」があります。Personal版のアプリにAccessとPublisherが追加されています。
またMac版には「Office Home & Student 2021 for Mac」があります。アプリはWord・Excel・Power Point・OneNoteが含まれています。

― | Office Personal Home 2024 | Office Home & Business 2024 |
---|---|---|
利用形態 | 永続版・1ユーザー | 永続版・1ユーザー |
デバイス数 | 2デバイス(PC) | 2デバイス(PC) |
対応OS | Windows10・11、Mac | Windows10・11、Mac |
アプリ | Word・Excel・Power Point・OneNote | ・Word・Excel・Power Point・Outlook(Classic)・OneNote |
料金 | 31,023円税込み | 39,992円税込み |
※料金はオンラインコード版のAmazon販売価格になります。
Vectorや楽天ではMicrosoft Office 2021を2024年10月現在販売を継続していますが、AmazonではMicrosoft Office 2024だけの販売になっています。

永続版では上図の記載されてるように、セキュリティ更新のサポート期限があります。
- Office 2013は既にサポートが終了しています。
- Office 2016・2019は2025年10月14日に同時にサポートが終了します。
これはWindow10のサポート終了(2025年10月14日)に合せた変則的な措置となっています。 - Office 2021には現在延長サポートのアナウスがありませんので、2026年10月13日がサポート終了期限になっています。
- Office 2024はマイクロソフトからまだ正式なアナウスがありませんが、5年後の2029年10月でサポートが終了すると予想されます。
Microsoft 365などのサブスクリプションタイプは毎月または年一括で料金を支払い続けないといけませんが、セキュリティの更新だけでなく機能の追加をおこなってくれますので、常に最新バージョンを使い続けることができます。
Microsoft Office 2024などの年代が表示された永続版のOfficeは、セキュリティの更新はありますが基本的に機能の追加はおこなわれません。

サポート終了後はマイクロソフトから全てのサポートを受けられなくなります。
更新プログラムの提供がなくなり、有害ウイルス・スパイウェアの感染リスクやPCの情報漏洩危険性が高まります。
これらの危険性は自分のPCだけでなく、自分のPCを踏み台にして他のPCへの危険性が非常に高まることになります。インターネットに接続していないから問題ないと思われがちですが、USBなどでのファイルのやり取りやLANで繋がったプリンターなど思わぬ場面から危険性があることを理解しておきましょう。
詳細はマイクロソフトの公式Webサイトをご覧下さい。
最近は新規にPCを同時にMicrosoft Officeを購入するプレインストール版の名称について、プレインストール版という表示をしないケースが増えてきていて、バンドル版やデジタルアタッチ版などメーカーによって違いありますが、ここではプレインストール版として表現します。
プレインストール版はPCを購入する時にOfficeを同時に購入(PCの価格に含まれている)するタイプのOfficeで、Microsoft Office Personal 2021などが、永続版よりも安く提供されています。
大きな違いは価格だけでなく、購入したPCでしか使うことができない仕組みになっていることです。
ここで注意することは、Microsoft Officeのサポート期限が適応されることです。
2024年10月にOffice 2021のプレインストール版PCを購入した場合、Officeのサポート期限が約2年後の2026年10月13日に終了してしまうことです。
まだ店頭で販売しているプレインストール版多くはOffice 2021がインストールされているので、もし購入するならOffice 2024がインストールされたPCを購入することをお勧めします。
Microsoft Office 2024は2021までとアプリ内容などに違いがあります。
マイクロソフトでは、永続版よりもサブスクリプションタイプの使用を積極的に勧めています。
これからOffice 2021を購入するならサブスクリプションタイプのほうがお得な場合もあります。
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