「Microsoftアカウントですべてをまとめる」と表示された時の対処法

Microsoftアカウントですべてをまとめる

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2023年4月12日ごろから「Microsoftアカウントですべてをまとめる」とOutlookやWord・Excel・Power PointなどMicrosoft Office関連アプリを起動すると表示される場合があります。
また、これに関連したトラブルもあるようなので、対処方法について記述してみます。

「Microsoftアカウントですべてをまとめる」を消す方法

Microsoftアカウントですべてをまとめる

Microsoftアカウントを設定してある場合には、「Microsoftアカウントですべてをまとめる」の下にある「続ける」をクリックすると「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のウィンドウは消えて通常通りにアプリを使用できます。
よくあるトラブルでは、「Microsoftアカウントですべてをまとめる」の下にある「続ける」が画面から見えなくてクリックできない場合が使用している環境によってあるようなので、この対処方法を紹介します。

デスクプレイの拡大率を変更する

ノートパソコンなどは、ディスプレイの拡大率が125%だったり、文字が小さくて意図的に拡大率を150%などと大きくする場合、縦長に表示される「Microsoftアカウントですべてをまとめる」の「続ける」ボタンが表示されない場合があるようです。

ウィンドウズ11を例に一時的にディスプレイの拡大率を変更してみます。

①デスクトップ右クリック

ディスプレイの設定
ディスプレイの設定

ディスクトップの何も無い場所でマウスを右クリックして、「ディスプレイの設定」から設定>システム>ディスプレイ>拡大縮小とレイアウトの「拡大縮小」で100%にしてディスプレイの拡大率を小さくします。
これで、「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のウィンドウ全体が表示されます。

②検索窓から

ディスプレイの設定

タスクバーの「検索窓」に「ディスプレイ」と入力して、設定>システム>ディスプレイ>を表示する方法もあります。

「Microsoftアカウントですべてをまとめる」とは

個人用Microsoftアカウントを対象していて、職場や学校のアカウントは対象外です。
Microsoftアカウントで連携することで、パソコンで利用するMicrosoftのOfficeアプリ(Word・Excel・Power Pointなど)、WebブラウザーのMicrosoft Edege(閲覧履歴や基本情報など)ウィンドウズのメールアプリとカレンダー、Outlook、OneDriveやMicrosoft Teamsなどが一元管理されます。
Microsoftアカウントを利用することで、パソコンだけでなく同じMicrosoftアカウントで連携されたスマートフォンやタブレットのアプリとも情報を共有できます。
詳細はMicrosoftの関連項目をご覧下さい

Microsoftアカウントですべてをまとめたくない場合

一般的なパソコンの利用では問題ありませんが、Microsoftアカウントですべてをまとめたくない場合にはどうしたらいいでしょう?
「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のウィンドウを無視したり特殊な方法で非表示にしても、再度WordやExcelやOutlookなどのアプリを起動すると毎回表示されてしまうことがあるようです。
Microsoftのお節介によって知らない間に設定が変わってしますことは、大変困ってしまうことです。

「Microsoftアカウントですべてをまとめる」の「続ける」をクリックしてから意図しない設定がないか確認し、ある場合には再度オリジナルの設定に変更するしか方法がないようです。

個人用Microsoftアカウントと職場用(ビジネスアカウント)併用の事例

Wordの「Backstageビュー」のアカウント

私の事例になりますが、基本的に個人用Microsoftアカウントを使用していますが、Microsoft Officeアプリは職場用(ビジネスアカウント)を使用しています。
OutlookやWord・Excelなどのアプリは問題なく利用できていました。
しかし、アカウントを確認してみるとWordの「ファイル」タブの「Backstageビュー」アカウントにある「更新オプション」がエラーになっていました。

原因を調べてみると、職場用(ビジネスアカウント)と連携されなくなりました。

マイアカウント

下記のURL「マイアカウント」
https://myaccount.microsoft.com/
「マイアカウント」が職場用(ビジネスアカウント)になっていることを確認して、画面左のOfficeアプリからOfficeアプリを上書きインストールすることで解決できました。

最後に

ディスプレイの拡大率に関わるトラブル以外は、Microsoftアカウントを正しく設定している限りはレアケースになるでしょう。
突然表示されるMicrosoftのお節介表示には、慌てないで冷静に対処しましょう。

市民パソコン教室長野校では、パソコンの困りごとや購入相談などにも対応しています。
お気軽にお問い合わせください。

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