3tene・OBS・Filmora バーチャルYouTuber超入門(概要編)

バーチャルYouTuber 超入門

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Filmora13(フィモーラ)には、アバタープレゼンテンテーションという3Dアバターで動画を手軽に作成できる機能がありましたが、2024年7月のバージョン13.6.4で予告なしに機能が消えてしまいました。
代替えの方法として、このようなブログを記載しましたがFilmora13のAI機能を利用すると多くのAIクレジットを消費しますので、あくまでも解決策の1つとして理解して下さい。

バーチャルYouTuberになる方法

バーチャルYouTuberになるには始めにアバターを作成する必要があります。

  • アバタ作成アプリ VRoid Studio・Live2Dなどがあります。
  • アバターを動かすアプリ 3tene・VTube Studio・Anmazeなどがあります。
  • アバタを使って動画をライブ配信や録画するには、OBSを使います。

ここでは紹介していませんが他にも多くのアプリやサービスがあり、AIを活用した方法も生まれてきています。

あると便利なアプリやサービス

  • BOOTH アバターを自分で作成しなくても無料や有料で入手することができます。利用にはpixivアカウントが必要です
  • STEAM パソコンゲームのプラットフォームですが、バーチャルYouTuber関連のアプリのインストールに必要になる場合があります。

無料でバーチャルユーチューバになる、初心者におすすめな方法を具体的にこれから紹介していきます。

YouTubeでも同じ内容で動画を作成しています。
各アプリの設定は動画と併せて参照して下さい。

YouTube動画

VRoid Studio

VRoid Studio
出典:VRoid Studio

奥が深いアプリですが、顔や髪のパーツ、体形・服装を選ぶだけでもアバターを作成していけます。

https://vroid.com/studio

BOOTH

BOOTH絞り込み検索

今回はBOOTH(以下のURL)から無料でアバター(VRM形式)を入手していきます。

https://booth.pm/ja

画面上部の絞り込み検索ボックスで、キーワードをVRMと入力、価格を0円にして絞り込みます。

3Dアバター

今回はこちらの3Dアバターを選びました。利用規約を確認し、VRM形式のファイルをパソコンにダウンロードします。

https://booth.pm/ja/items/3700578

3tene

3tene
出典:3tene Freeリンク
3tene機能解説
  1. 人型アイコンをクリックして、VRM形式のダウンロードしたアバタを選択して3teneに取り込みます。
  2. アバター調整アイコン
    「機器タブ」からカメラとマイクの設定をしていきます。フェイストラッキングの種類をウェブカメラ・リップシンクの種類を顔認識・ボディトラッキングの種類を顔認識のみにします。ウェブカメラとマイクの設定が正しいかも確認します
    「顔のタブ」でカメラ目線にチェックを入れると、アバターがカメラ目線に合わせてくれます
    「体のタブ」で動作の左右反転にチェックを入れることもできます。
    最後に設定を保存します
  3. アバターはマウスホイールで拡大と縮小ができます。マウスの右クリックで移動もできます
  4. 十字アイコンをクリックすると矢印の形が変わり、マウスを右クリックするとアバタの向きを変えることができます
  5. 右の顔のアイコンで、トラッキングの開始。フェイストラッキング・リップシンク・ボディトラッキングを全て開始するとカメラに合わせてアバタが動きます。
  6. カメラのアイコンで、自分の顔とアバターが連動している様子を確認できます。
    フレームレート(fps)の数字が30fpsより極端に低い場合は顔を正しく認識していない可能性があります。再度カメラの設定をしてみるか、逆光で顔が暗いと認識しない場合がありますので確認して下さい。
  7. 踊っているアイコンで、アバターにポーズやモーションをさせることができ、ショートカットキーの登録もできます。
    今回はループ、スピーチ8で動きを付けます
  8. リボンのアイコンで、オービーエスで背景を透明する準備としてアバターの背景を設定します。背景の変更で色指定を選択して、グリーンバッグを選びます。

OBSで画面録画

例として3teneとパワーポイント(解説用背景)を同時に起動して、OBS(以下のURL)も起動しておきます。

https://obsproject.com/ja/download

OBS

ソース下の+アイコンをクリックして、ゲームキャプチャかウインドウキャプチャを選択します。
今回はゲームキャプチャを選択し、新規作成で名前を3teneにしてOKをクリックします。

「モード」から特定のウィンドウでキャプチャを選択、「ウィンドウ」から3teneを選択します。
3teneが画面に表示されたらOKをクリックします。

次に解説用パワーポイントの背景を配置します。
ソースでウインドウキャプチャを選択して、同じように設定いきますが、キャプチャ方法自動で画面が動かないようでしたら「Windows10(1903以降)」を選択して下さい。

OBS赤枠画面表示サイズの変更

表示されたソースの画面の赤枠の範囲は、マウスで拡大縮小できます。不要な部分はAltキーを押しながらマウスをドラッグすると表示範囲を変更することができます。

ソースの順番を変更するには、ソースを直接ドラッグするかソース下部にある矢印で変更できます。

OBSのクロマキー設定

ソースの3teneを右クリックしてフィルタかフィルタボタンで背景を透明にできます。

フィルタウィンドウの右下「エフェクトフィルタ」の+のアイコンをクリックして「クロマキー」を選択、色キーの種類を緑にします。
正しく透明に切り抜けない場合は類似性の数値を調整し、閉じるで戻ります。

アバターの位置を調整して録画の準備ができたら、右の「録画開始」で録画を開始して再度クリックすると録画が終了します。録画が終了するとパソコンに動画が作成されます。

Filmora13(動画編集)

OBS作成した動画をFilmora(以下のURL)の新しいプロジェクトに取り込み、カット編集など基本的な編集をおこなっておきます。
カット編集では、アバターの動きと口の動きが不自然にならないように注意してください。

Wondershare

音声から自動文字を起こしてテキスト読み上げをおこないますが、カット編集したままだとAIクレジットを多く消費しますので、エクスポートしてMP4形式の動画として1つにまとめておきます。

Filmoraオーディオ分離と自動文字起こし

新しいプロジェクトに、エクスポートした動画を再度フィモーラに読み込みます。

  1. ビデオ1の動画を右クリックしてオーディオ分離しておきます。
  2. オーディオ1の音声からAI自動文字起こしをします。
字幕ファイルの編集

文字起こしされたテキストをダブルクリックして、字幕ファイルの編集で英語や読み間違いしやすい漢字は
平仮名や片仮名にしておきます。

AIテキスト読み上げ

字幕ファイルの「テキスト読み上げ」で好みの声を選んでAIテキスト読み上げをします。

音声が作成されたら、オーディオ1の自分の音声はミュートしておきましょう。
あとは仕上げの動画編集して完成です。

最後に

実際10分程度の動画作成でFilmoraのAI機能を使った方法を試してみましたが、AIクレジットの消費量が合計で1,000近くかかってしまいまいました。
これに関してはVrew(ブリュー)のFreeプランを活用したほうがよいかもしれません。

市民パソコン教室長野校では、Filmora・Clipchamp・YouTube活用講座・PowerPoint動画編集など動画編集関連の講座も充実しています。
お気軽にお問い合せ下さい。

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