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Jasper社のClipDrop(クラップドロップ)は画像生成AIで有名なStable Diffusionを利用して、誰でも簡単に画像編集ができるWebアプリとして人気がありましたが、2024年春頃から無料版で一部の機能が使えなくなりました。
インターネット上には、無料で使える人気のUncrop(画像拡張)についての情報が多くあり、私もこの便利機能を紹介しようと準備していましたが残念です。
今回2024年8月現在、無料で使えるClipDropの機能の紹介していきます。
ClipDrop(クラップドロップ)は日本語に対応していないので、英語と翻訳した日本語でみていきます。
料金プランにはFree(無料版)・Pro(有料版)とAPIがありますが、無料版と有料版で比較していきます。
有料版の料金は年一括で1ヶ月1807円となります。
無料版では扱える画像サイズが最大1024pxに制限されてる場合が多く、機能によって1日に利用できる回数にも制限がありますので利用する時に確認して下さい
ClipDrop(クラップドロップ)のURLはこちらになります。
〇 Generative Fill 画像に要素を追加・置き換えをしたり削除したりできます。例えば女性の頭の範囲を選択して帽子を被せたり、服のデザインや模様を置き替えたりできます。
「Get started」の画面では操作方法がアニメーションで表示されていますので、範囲選択とプロンプト(英語)で追加したい内容を記載して「Generate」で実行します。
✕ Universal Resizer SNSなどのソーシャルメディア用に画像のサイズを変更してくれます。無料版では利用不可。
✕ Text to image テキストから画像を生成する機能です。無料版は利用不可。
〇 Swap 人物画像の顔を用意した別の人物の顔を入替えることができます。
✕ Instant text to image リアルタイムにテキストから画像を生成。無料版は利用不可。
✕ Jasper AI 文書作成AI(7日間お試し版) Jasper社の別サービスへのリンク。
✕ Replace background 背景を削除してプロンプトで指示した背景に置き換える。無料版は利用不可。
〇 Remove background 自動的に主題(人物など)と背景を判断して切り抜きます。
〇 Cleanup 画像内で消したい部分をペンで塗って削除します。
✕ Uncrop 画像を拡張して不足している箇所を画像生成してくれます。無料版は利用不可。
〇 Image upscaler 無料版では2倍まで画像のサイズを大きくできます。
✕ Sketch to Image ラフに書いたスケッチとプロンプトから画像を生成します。無料版は利用不可。
〇 Reimagine 1つの画像から複数のバリエーションを生成してくれます。
〇 Relight 画像に光の効果を追加してくれます。プリセット効果の他にカスタマイズも可能です。
〇 Sky Replacer 画像の空の箇所を認識して青空を夕焼けになど9つの中から選択できます。
なお、画像にウォーターマークが表示されてしまいますがCleanup機能で消去できます。
〇 Text remover 画像から文字を自動で認識して文字だけを削除してくれます。
2023年にClipDrop(クラップドロップ)が話題になった時に利用できた機能が使えなくなってしまったのは残念ですが、使いたい機能があれば無料で登録して気に入れば有料版にアップグレードして下さい。
ClipDropの始め方はとても簡単です。右上から「Sign-in/Sign-up」をクリックします。
ClipDropのURLはこちらをクリックして下さい。
メールかGoogleアカウント・Facebookアカウント・Apple IDを登録してログインできます。
パスワードは必要ないのですぐWeb上からClipDropが利用できます。
画像拡張はPhotoshopやCanvaの有料版では利用できますが、無料はなかなかおこなうことができません。
https://myedit.online/jp/photo-editor
MyEditにもAI画像編集機能があり、AI画像拡張機能があります。こちらは日本語に完全対応しています。
ログインすると無料版では、1日3クレジットもらえて1画像の処理1クレジット消費します。
クレジットは1ヶ月有効なので毎日ログインするとクレジットを貯めることができます。
Leonardo.AIは無料で商用利用も可能な画像生成AIです。無料で毎日150トークンもらえます(貯めておくことはできません)。
Leonardo.AIにはCanvas Editor機能があります。
画像拡張したい画像をアップロードして、プロンプトに「background」と入力すれば画像が無い箇所の画像生成してくれます。
※この記事のキャッチ画像はこの方法で作成して加工してあります。
AI画像編集について記載しましたが、最近になり無料で使えたAI機能が有料版だけになったり、また消費するAIクレジット(トークン)の数が多くなったりなど、実質的な値上げがITの世界にも目立ってきています。
便利になるのはいいですが、無料で使える範囲が狭くなるのは困ったことです。
市民パソコン教室長野校では画像や動画の編集などの困りごとにも対応しています。
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