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2023年10月1日から景品表示法のステルスマーケティング(通称ステマ規制)に関する規制が施行されます。
ステマ規制によって、ブログ記事にアフィリエイト広告を利用してる場合に新たな対応をおこなう必要があります。
WordPressの有料テーマ「SANGO」ではバージョン3.7.0から標準で対応できるようになりました。
また、その他のWordPressテーマについても考察してみます。
消費者庁の公式サイトには、消費者(ブログ読者など)が良い商品やサービスを自主的に合理的に選べるように、広告であることを隠す「ステルスマーケティング」を規制する必要があるとされています。
景品表示法の規制の対象は事業者(広告主)となりますが、ブログでアフィリエイト広告を利用していることを消費者(ブログ読者など)に明示しないと「ステルスマーケティング」とみなされ、事業者(広告主)から提携解除の処置がされる場合などが想定されます。
詳しくは「消費者庁公式サイト」をご確認下さい。
事前に利用されているA8.netなど各ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)の対応も同時に確認して下さい。
また、事業者(広告主)によってはASPを通じて予めステマへの対応についての誓約を求めてくる場合もありましたので、メールを見落とさないようにしましょう。
ブログ記事のファーストビューや消費者(ブログ読者)に認識しやすい位置に
広告・PR・アフィリエイト広告・AD・プロモーション などと記載。
文章例として
※ 記事内に広告を含みます
※ 〇〇社から商品の提供を受けて投稿しています
などと記載するとより丁寧でしょう。
これらの内容は法律専門家の解説記事ではありません。
また今後の動向により対応が変わる場合もありますことをご理解下さい。
SANGOでは3.7.0のバージョンからステマ規制に対応する機能が標準でおこなえるようになりました。
SANGOの公式サイトで詳しい手順を解説しています。
そこではブログ記事にチェックした時に広告の表示をする方法を紹介していますが、ここではブログ記事には全て広告表示をおこない、チェックを入れた時だけ非表示する方法を紹介します。
管理画面>外観>ウィジェット>記事タイトル下(共通)
のじはた氏の作成した広告用ブロックが2つありますので、お好みのブロックを利用して下さい。
なお、SANGO Landの使い方は関連記事をご覧下さい。
管理画面>SANGO設定>カスタマイズ>カスタムフィールド
カスタムフィールドの設定で、ラベルに任意の名前を付けて変数にも小文字のアルファベットを付けます。
タイプは「チェックボックス」を選択します。
管理画面>外観>ウィジェット>記事タイトル下(共通)に戻ります。
先程設定した広告ブロックを選択します。
選択したブロックに「カスタムフィールド条件」を追加します。
名前はカスタムフィールドのラベルの名前、値は「チェックなし」を選択します。
これでブログ記事の投稿設定に「カスタム設定」が表示されて、チェックを入れることで広告の記載が非表示になります。
※ConoHa WINGレンタルサーバーでは、WINGパックで「SANGO」など人気のWordPressテーマが割引き価格で購入できます。
ウィジェットを利用する方法
この方法では、ブログ記事全てにステマ規制対応の文章が表示されることになります。
管理画面>外観>ウィジェット からブログ記事(投稿)の上部に表示できそうなウィジェットを探します。
テーマによって、「投稿タイトル下」や「投稿本文上」・「投稿記事の上に一括表示」や「投稿タイトル下に一括表示」など表現の違いありますが、ウィジェットにテキストブロックを追加して
※記事内には広告を含む場合がございます
などと記載して、ブログ記事のファーストビュー(上部)に表示します。
WordPressの無料テーマの中にはウィジェットで対応できない場合もあり、私が利用している無料テーマ「Business Press」には投稿記事の上部に表示できそうなウィジェットは用意されていませんでした。
このような場合には、プラグインを利用する情報もありましたが、現状では手入力で地道に文章を入力することになるでしょうか。
人気の有料WordPressテーマでは、SANGOやAFFINGER6など方法の違いはあっても標準で対応してきてる場合が多くなってきていますので、お使いのテーマの最新情報をご確認下さい。
また、標準で対応されていなくても有料のテーマならウィジェットを利用する方法はほとんどの場合対応できるでしょう。
アフィリエイター目指す場合には以上のことからも有料テーマのSANGOなどがお勧めなのはこのような点からも明らかです。
市民パソコン教室長野校では、WordPressのブログ講座をおこなっています。
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