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Windows10には仮想デスクトップって機能があるみたいだけど、どんな事ができるのでしょうか?
1つのモニターでも複数のデスクトップが使える機能です。
そうなの・・でもどんな時に活用できるのかしら?
テレワークの時など、仕事用とプライベート用のデスクトップを切替えることができる、今だからこそ活用できる機能ですよ!
Windows10の仮想デスクトップについて
Windows10の「タスクビュー」をクリックすると、タスクビューの画面が表示されます。
仮想デスクトップが1つも無い場合には、タスクビュー画面の左上の「+新しいデスクトップ」をクリックすることで仮想デスクトップを複数作成することができます。
その下には現在アクティブなデスクトップで起動しているアプリの一覧が表示されています。一番手前に表示したいアプリをクリックして切り替えることもでき、作業効率が高くなります。
タスクビュー画面について
Windows10の「April 2018 Update(1803)」から、タスクビュー画面に「タイムライン」の機能が追加されました。また「May 2020 Update(2004)」では、仮想デスクトップに任意の名前が付けられるようにもなりました。
タスクビュー画面の上部には、複数のデスクトップ一覧とデスクトップの新規作成が表示されています。アクティブなデスクトップは明るく表示され、その下に起動しているアプリ一覧をみることができます。アプリをドラック&ドロップすることで、別のデスクトップにアプリを移動することもできます。
また、仮想デスクトップに名前を付けられる新機能は、デスクトップ一覧で右クリックして名前を変更することができます。
その下には、過去の作業内容の履歴一覧が日付毎に表示されています。また、画面を下へスクロールすることで更に過去の内容に遡ることができます。
仮想デスクトップのショートカット
タスクビュー画面の基本操作をみてきましたが、仮想デスクトップの操作ではショートカットを使う方が効率的です。複数のデスクトップをメイン画像・仕事用・プライベート用などと決め、ショートカットで素早く切り替えて作業をおこないましょう。
1、タスクビューの切替え
[Windows]+[Tab]でタスクビュー画面とデスクトップ画面を交互に切替えすることができます。また、タスクビュー画面からデスクトップ画面へは[Esc]でも可能です。
2、新しいデスクトップ
[Windows]+[Ctrl]+[D]で新しい仮想デスクトップを作成することができます。簡単に増やすことができますが、作り過ぎに注意しましょう。
3・4、デスクトップの切替え
[Windows]+[Ctrl]+[→]で、右隣のデスクトップに切替できます。[Windows]+[Ctrl]+[←]で、左隣のデスクトップに切替えができます。すばやく移動できるので、仮想デスクトップではぜひ使いたいショートカットです。
5、デスクトップを閉じる
[Windows]+[Ctrl]+[F4]は、現在のディスクトップを閉じる時に使用します。もし起動しているアプリがあれば、左隣のデスクトップに移動されます。デスクトップ間でアプリを移動する
タスクビュー画面でアクティブなデスクトップで起動しているアプリは、ドラック&ドロップで別のデスクトップに移動できると記載しましたが、他にも方法があります。
例えば、上図のWordアプリを移動する場合。右クリックで移動先から該当デスクトップを指定する方法もあります。
また、すべてのデスクトップに表示するには「このウィンドウをすべてのデスクトップに表示」か「このアプリのウィンドウをすべてのデスクトップに表示する」を選んで下さい。
シャットダウンや再起動をした場合
シャットダウンや再起動をしても、仮想デスクトップの画面はパソコンを起動するたびに作成する必要がありません。
一部アプリは終了しないでパソコンをシャットダウンすると、起動時にアプリも仮想デスクトップと一緒に維持されて表示されますが、シャットダウンの時はアプリを終了してからにしましょう。
複数モニターとの比較
テレワークの影響もあり、複数モニターでパソコンを操作する人も増えてきました。複数モニターと仮想デスクトップを併用する場合をどうでしょうか?
複数モニターを利用していても、素早く切替えができる仮想デスクトップの活用は有効かもしれませんが、複数モニターごとに仮想デスクトップは作成できません。複数モニターを利用する場合は、複数モニターを上手に活用したほうが遥かに便利でしょう。
仮想デスクトップが最も活用できるのは、画面の小さなノートパソコンでしょう。1画面で窮屈な思いをしているのでしたら、ぜひチャレンジして下さい。