Windows 10のサポート終了とWindows 11大型アップデート(24H2)

Windows 10のサポート終了とWindows 11大型アップデート(24H2)

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Windows 10のサポート終了期限が2025年10月15日と迫ってきました。
Windows OSのシェアはWindows 10とWindows 11では、Windows 10からWindows 11への移行が進まない状況でしたが、サポート終了期限を1年切ったことでWindows 10が54%、Windows 11が44%と急速に移行が進んできています。

Windows 10のバージョンについて

バージョン公開日サポート終了日
22H22022年10月19日2025年10月15日
21H22021年11月17日2023年6月14日
Windows 10のサポート期限

Windows 10やWindows 11には年に1度(以前は半年に1度)の大型アップデートによるバージョンが存在します。
Windows 10のサポート終了期限の2025年10月15日はバージョン22H2の場合を指します。
バージョン21H2以前のWindows 10の場合には、バージョン22H2にアップデートする必要があるので注意が必要です。

Windows 10・Windows 11のバージョン確認

Windows 10・Windows 11のバージョン確認
画面はWindows 11

Windows 10・Windows 11のバージョンは、①Windowsの設定(Windowsキー+Iキー)>②システム>③詳細情報(Windows 11はバージョン情報)で確認することができます。
また、Windows 10のバージョン22H2より以前のバージョンの場合は、Windows Updateからアップデートすることができます。

サポート終了後のリスク

サポート終了後のリスク

サポート終了後はマイクロソフトから全てのサポートを受けられなくなり、有害ウイルス・スパイウェアの感染リスクやPCの情報漏洩危険性が高まります。これらの危険性は自分のPCだけでなく、自分のPCを踏み台にして他のPCへの危険性が非常に高まることになります。

Windows 11へのアップグレード要件

Windows 10からWindows 11へアップグレードは無料でおこなうことができますが、最低限以下の要件などが必要になります。

  • [CPU] 動作周波数 1GHz 以上で 2コア以上の 64bit 互換プロセッサー
        インテルのCPU(Core第8世代以上)、AMDのCPU(Ryzen 2000シリーズ以上)
  • [RAM] 4GB以上
  • [ストレージ] 64GB 以上の記憶装置

これらは最低限のアップグレート要件なので、軽い作業をする場合でもRAM8GB以上、ストレージ256GBのSSDは欲しいところです。

詳しくはマイクロソフトの公式サイトにあるPC 正常性チェック アプリで確認して下さい。

Window 11へのアップグレードが難しい場合

1、新しいWindows 11のPCを購入

新品のPCを購入する場合、購入時期によって最適なPCは変わってきますが2024年10月現在でしたら最低以下のスペックで10万円程度のPCで探すとよいでしょう。

  • CPU インテル Corei3(12世代以降)、AMD Ryzen 3 7…(Zen4世代以降)
  • メモリー 8GB以上
  • ストレージ 約256GB SSD

2、中古のWindows 11を購入

インテルCPUの型番

中古PCの中にはWindows 11へのアップグレード要件を満たしていないPCにWindows 11をインストールして販売している場合があります。
要件を満たしていないとWindows 11の大型アップデートの対象外になって短い期間しか安全に使うことができなくなってしまいます。

中古PCはインテルのCPU製が多いので、必ずCPUが8世代以降のPCかどうか確認して下さい。

3、OSをChromeOS Flexにして再利用

ChromeOS Flex
出典:ChromeOS Flex

OS(基本ソフト)を入替えることになりますが、市販されているChrome bookに近いPCとして再利用する方法です。Windows 10が動くPCであれば快適にインターネットを中心とした作業が可能でセキュリティ面でも完璧ではありませんが安心して利用できます。
しかし、Chrome bookと違いAndroidアプリやGoogle Playには対応していないのでアプリの追加は限定されますが、Googleドキュメント(文書作成)・スプレットシート(表計算)・スライド(プレゼンテーション)やMicrosoft OfficeのWeb版など簡単なビジネス活用にも対応することができます。

ChromeOS FlexへのOSの入れ替えはパソコン初心者には少し難易度が高い作業ですが、詳しくはこちらをご覧下さい。

Windows 11 バージョン24H2

バージョン公開日サポート終了日
24H22024年10月1日2026年10月13日
23H22023年10月31日2025年11月11日
22H22022年9月20日2024年10月8日
Windows 11のサポート期限

Windows 11のバージョン22H2はサポートが終了していますので、23H2へのバージョンアップをおこなう必要があります。
なお、2024年10月1に公開された24H2ですが、2024年10月現在重大な不具合が多く報告されていますので不具合が解消されるまでバージョンアップは待ったほうがよいでしょう。

最後に

Windows 10やWindows 11にはバージョンという仕組みがありますので、バージョンに注意しながら安全にPCを利用して下さい。
市民パソコン教室長野校では、PCの購入相談や設定について対応しています。
また古いPCをChromeOS Flexとして再利用する方法についてもサポートしていますので、お気軽にお問い合わせください。

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