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Windowsパソコンで操作中に画面が固まって反応しなくなったことってありませんか?
そんな時に役立つ方法と進化したタスクマネージャーについても紹介します。
アプリなどを実行中にパソコンがフリーズして固まってしまった場合には、ショートカットキーで強制的に「タスクマネージャー」を呼び出し、原因と思われるアプリの「タスクの終了」を行いいます。
「タスクの終了」でアプリが終了することで通常の操作が可能になります。
手順を確認します
[Ctrl]+[Alt]+[Delete]または[Ctrl]+[Shift]+[Esc]どちらのショートカットキーでも「タスクマネージャー」を起動することが可能ですが、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]はブルー画面の表示から「タスクマネージャー」を選択して「タスクマネージャー」を起動します。
「Microsoft Word(32ビット)」を例に案内します。仮にWordがフリーズの原因と思われた場合には、タスクマネージャーの「プロセス」タブにある「Microsoft Word(32ビット)」をクリックして選択し、右下の「タスクの終了」をクリックします。
アプリが終了すると「タスクマネージャー」の一覧から「Microsoft Word(32ビット)」が消えます。
これで通常のパソコン操作が可能になれば問題解決です。
アプリごとにCPUやメモリー、ハードディスク・ネットワーク、GPU(グラフィックエンジン)や電力使用状態などや負荷状態を一覧で見ることができます。また、パソコンのバックグランドで動作しているシステムについても「バックグラウンドプロセス」で見ることができます。
ここで負荷が大きいフリーズの原因になっているアプリを選択して「タスクの終了」を行います。
なお画面左下の「簡易表示」で表示方法が切替わります。
Windowsには古くから「タスクマネージャー」がありましたが、Windowsのバージョンにより進化しており、パソコンのハードウェアーとアプリやシステムなどのソフトウェアの状態。パソコンのタスク(仕事)の様子をリアルタイムに詳細に確認することができるようになりました。
タスクマネージャーでは多くの情報を見ることができますが、パソコンのフリーズが頻繁に起こる場合には「タスクの終了」だけでなく、パソコンの原因を探ることも「タスクマネージャー」でおこなうことができます。
「タスクマネージャー」をショートカットで起動する方法以外にも通常は幾つか起動方法があります。
- スタートアイコンを右クリックして「タスクマネージャー」を起動する。
- タスクバーの検索窓に タスクマネージャーで検索して起動する。
- スタートアイコンの全てのアプリ>Windowsシステムツール>タスクマネージャーで起動する。
タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブでは、詳細な情報を見ることができます。
CPUの使用状況
CPUからは、パソコンの頭脳CPUの種類や性能の詳細情報を見ることができます。
ここでは、使用率のグラフに注目して使用率が100%に近いほど負荷が大きいことがわかります。常に100%に近い状態だとパソコンの計算能力が限界に近いということになります。
メモリーの使用状況
メモリーからは、パソコンに搭載されているメモリー数(GB)とメモリーの種類や増設用のメモリースロットの状態などの詳細情報を見ることができます。
ここでも、メモリ使用量が上限に近いとパソコンの処理が限界に近いことを表しています。
パソコンのメモリーは机の大きさにたとえられることがあります。狭い机で多くの書類を机に出すと、置き場所がなくなり仕事が停滞してしまいます。
Windows10では4GB以上、快適に仕事をするには8GB以上を必要とします。メモリーの増設が可能なら増設して改善することができます。
ただし、増設のためにむやみにパソコンの内部を開けてしますとメーカー保証ができなく場合もありますので注意が必要です。
GPUの使用状況
GPU(Graphics Processing Unit)とは画像処理を専門に処理する装置で、画像や映像の処理を専門にすることでパソコンの負荷を助けることができます。
GPUには内蔵グラフィックというCPUの機能に組み込まれて処理する方法と外付けGPUという独立して処理をおこなう方法があります。
画像や動画編集などをおこう時にGPUのグラフが上限に近い状態が続くと処理で限界に達してパソコンがフリーズすることがあります。
外付けGPUはディスクトップパソコンでは追加したり、性能の高いグラフィックボードに入れ替えることで改善することができますが、高性能なグラフィックボードは非常に高価になっています。
その他
その他の項目でディスクはパソコンに搭載のハードディスク、ネットワークでは通信速度をリアルタイムに確認することができます。
タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブではパソコン全体の状態を見ることができますが、アプリごとの情報は「プロセス」タブから確認することができます。
タスクマネージャーの「スタートアップ」タブでは、パソコンの起動時に同時に起動する起動するアプリやシステムを確認することができます。
日本のパソコンメーカーの場合、パソコンを起動するとお知らせが画面に多く表示されて困ると相談をいただく場合があります。
パソコンの起動時に起動する必要のないアプリはここの画面で選択して、右下の「無効にする」でパソコンと同時に起動しなくなります。ここで「無効」にすることによりパソコンの負担を減らし、パソコン起動時間も短くすることができます。
しかし、パソコンの起動に必要なアプリやシステムまで無効にするとパソコンが正常に起動しなく場合もありますので注意が必要です。
タスクマネージャーでは他にも機能がありますが、パソコンが固まってフリーズした場合や動作が重いと感じた時にタスクマネージャーと使用するアプリを両方起動して動作をチャックしてみると良いでしょう。
市民パソコン教室長野校では、パソコンの困りごとについてもサポートしていますので、お気軽にお問合せ下さい。出張訪問サポートやZoomを使ったネットサポートにも対応しています。
2022年も快適なパソコンLifeをお過ごし下さい!