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Windowsのライセンスには「DSP版」「通常版」「OEM版」といった種類があるのをご存知ですか?これらは機能自体に違いはないものの、価格や使い方、そしてライセンスの規約が大きく異なります。
パソコンを自作したい人、新しいパソコンを購入予定の人、中古PCの利用を考えている人など、それぞれのスタイルに合ったWindowsを選ぶためのポイントを、分かりやすく解説します。
さらに、2025年10月に迫ったWindows 10のサポート終了と、Windows 11へのアップグレードでWindowsのライセンスが認定できないトラブルなどの参考にもして下さい。
通常版は、家電量販店やオンラインショップでパッケージやダウンロード形式で販売されている最も一般的なWindowsです。かつては「パッケージ版」とも呼ばれていました。
- 汎用性 パソコンを買い替えても、元のPCからアンインストールすれば新しいPCにライセンスを移行できます。この柔軟性が最大のメリットです。
- サポート マイクロソフトの正規サポートを受けることができます。
- 価格 他のライセンス形態と比べて最も高価です。
- 認証 プロダクトキーを入力して認証を行います。認証後もプロダクトキーは保管しておく必要があります。
手持ちのPCにWindowsを新規インストールしたり、OSを入れ替えたりする際に利用します。
将来的にPCを買い替える予定がある人や自作PCのパーツを頻繁に交換する人におすすめです。
注意点としては、ひとつのライセンスを同時に複数のPCで利用することはできません。
DSP版は「Delivery Service Partner」の略で、特定のPCパーツと一緒に購入・利用することが前提とされたライセンスです。
- 価格 通常版よりも安価に購入できます。
- ライセンスの紐づき ライセンスは、購入時にセットにした特定のPCパーツ(一般的にマザーボード)と紐づけられます。
- サポート サポートは原則として購入した販売店が窓口となります。
- 認証 プロダクトキーを入力して認証を行います。ライセンスが紐づいているパーツを交換すると認証できなくなる場合があります。
主に自作PCユーザーが利用します。マザーボードやSSDといったパーツとセットで購入するのが一般的です。
注意点としては、ライセンスが紐づいた主要なパーツ(マザーボードなど)を交換すると、ライセンス認証ができなくなる可能性があります。
DSP版がパーツとセットではなく単体で販売されているケースもありますが、これはライセンス規約上グレーゾーンとされています。信頼できる正規販売店から購入しましょう。
以前は通常版がDSP版よりも価格が高い傾向がありましたが、信頼のある正規販売店(ドスパラ・パソコン工房・ビックカメラなど)では価格の安い場合もあります。
ただし、Amazonなど有名通販サイトで極端に安い製品には注意しましょう。
OEM版は「Original Equipment Manufacturing」の略で、パソコンメーカーが製造・販売するパソコンに最初から組み込まれているWindowsです。
- 価格 PC本体価格に含まれているため、OS単体として見れば最も安価です。
- 利便性 PCの電源を入れればすぐにWindowsが利用できるため、セットアップの手間がかかりません。
- ライセンスの紐づき ライセンスは購入したPC本体に完全に紐づけられます。
- 認証 PC本体のBIOS(PCを起動するための基本的なソフトウェア)にプロダクトキーが書き込まれているため、自動的に認証されるのが一般的です。ユーザーが意識してプロダクトキーを入力する必要はありません。
メーカー製PCを購入する場合に利用します。ユーザーが意識して購入するものではありません。
注意点としては、別のPCにライセンスを移行することは不可能でそのPCでしか利用できません。
サポートはPCメーカーが窓口となりますので、中古PCを購入する際は、ライセンスがそのPCに紐づいていることを確認しましょう。
| 種類 | 通常版 | DSP版 | OEM版 |
|---|---|---|---|
| 入手方法 | パッケージ ダウンロード | パーツとセット販売 | メーカ製PCに プレインストール |
| 価格 | 高め | 安め | 最も安い |
| ライセンス | PCを買替ても移行可能 | 紐づいたパーツに制約 | 購入したPCに完全紐づく |
| サポート | マイクロソフト | 販売店 | PCメーカー |
| 認証方式 | プロダクトキー入力 | プロダクトキー入力 | BIOSに紐づき自動認証 |
お勧めのユーザー
- 通常版 (リテール版) 頻繁にPCを買い替える人や自作PCのパーツを交換する人など安心して柔軟に使いたい人に最適です。
- DSP版 自作PCを組む人や同じPCを長期間使う予定の人に最適です。
- OEM版 手間をかけずにPCを使いたいなら、OEM版がプリインストールされたメーカー製PC一択です。
中古のメーカー製PCでは、DSP版Windowsをインストールしなおして販売している場合があります。
また、レアケースですがあまりメジャーではないカスタム販売PCの店舗の場合、故障やトラブルの保証がしっかりしてないとトラブルの原因になりますので、基礎知識としてWindowsにも種類があることを知ることは役に立つ場合があります。
Microsoftは2025年10月14日をもってWindows 10のサポートを終了することを発表しました。
サポート終了後は、セキュリティ更新プログラムや新機能の提供が停止されます。これは、PCがウイルスやマルウェアといったサイバー攻撃に対して無防備になるリスクが高まることを意味します。
多くのWindows 10搭載PCは、PCのハードウェア要件が満たされていればWindows 11に無償アップグレードが可能です。
お手持ちのPCがWindows 11の最小要件を満たしているかは、Microsoftが提供する「PC正常性チェック」アプリで確認できます。
Windows10からWindows11へのアップデートや新しいPC購入を検討している人もいらっしゃると思います。
市民パソコン教室長野校では、アップデートや購入の最適な方法をサポートしています。
また、PCの買い替えでのデーターの移行についてもサポートしていますのでお気軽にお問合せ下さい。


