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Windows10のバージョン2004(2020年5月リリース)にバージョンアップされた新しいMicrosoft IMEは、Windows11でも利用されていますが、日本語入力での不具合が1年以上たってもアプリによってみられることがあります。
私の場合、Windows11のバージョン22H2を適用してからテキストエディタの「Mery」で日本語入力をしようとするとアプリがクラッシュする症状がおきてしまいました。
「Mery」の場合ベータバージョンではありますが、最新バージョンの3.3.9にバージョンアップすることで解決できましたが。
アプリが対応しない場合には以前のバージョンのMicrosoft IMEを使うことで解決する可能性があります。
- タスクバーのIMEアイコンを右クリックします。
- IMEオプションが表示されるので、設定をクリックします。
- 設定画面の時刻と言語>言語と地域>Microsoft IME から「全般」をクリックします。
- 全般の画面を下にスクロールして「互換性」の項目にある、以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う。
オフになっている切替えをクリックしてオンにします。
これで以前のMicrosoft IMEのバージョンに戻り、新しいバージョンで起こっていた問題のほとんどが解決できます。
Microsoftは毎月第2水曜日のアップデートで、Windowsの不具合やセキュリティなどについて対応しています。
2022年12月のアップデートでは、Microsoft IMEの不具合解決の修正パッチも含まれています。
また、問題が発生している一部のアプリでも、新しいMicrosoft IMEに対応したアップデートがおこなわれています。テキストエディターの「Tera Pad」は、2022年10月16日に10年ぶりのアップデートがおこなわれ、新しいバージョンのMicrosoft IMEへの対応がされました。
Windowやアプリのアップデートで問題解決して、新しいバージョンのMicrosoft IMEへ戻す方法は「以前のバージョンのMicrosoft IMEへ戻す」より少し分かり難くなっています。
タスクバーのIMEアイコンを右クリックしても、設定の項目がありません。
また、タスクバーの Windowsアイコンの設定(Windows+I)から 時刻と言語>言語と地域>Microsoft IME>全般 と単純にたどっていくことができません。
検索から探す方法
- タスクバーの検索から探す
- タスクバーの検索から「IME」や「日本語IME」と入力、
- 日本語IME 設定をクリックします。
- Microsoft IMEの「全般」をクリックします。
- 全般の画面を下にスクロースして、「互換性」の 以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う をオンからオフにクリックして切替えます。
設定画面からたどる方法
Windowsの「設定」の「時刻と言語」からは、「言語と地域」で表示される「日本語」の項目にある「・・・」をクリックし、更に「・・・言語のオプション」をクリックします。
オプションの設定にある「キーボード」の「Microsoft IME」の項目にある「・・・」をクリックし、「・・・キーボードオプション」をクリックします。
この分かり難い手順でようやくMicrosoft IMEの設定画面が表示されます。
以降は検索から新しいバージョンのMicrosoft IMEへ戻す手順と同じです。
Microsoft IMEの不具合には、パソコンをアクティブに使う人ほど遭遇することが多く、以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う方法はインターネット上でも多く紹介されています。
しかし、新しいバージョンのMicrosoft IMEに戻す方法はあまり紹介されていないように思われます。
設定画面から辿る方法は「・・・」に隠れているため面倒ですが、検索を上手に使うことでMicrosoft IMEの設定画面をすぐ表示することができます。
Windows11や10のタスクバーの検索は、知りたい機能や探したいを項目、アプリやファイルの検索など幅広く活用できます。